ブラック企業を見抜くポイント

最近よく聞くブラック企業とは

法令を遵守することもなく人をまるで奴隷のように働かせるブラック企業、最近は非常に多くなっているといいます。

正社員に対してこうしたことが出来ないとなると、アルバイト、パートに対していきなり病気で休んだ場合にペナルティとして罰金をとるとか、休みを与えないなどの措置を行う事もよくあることです。

学生から正社員として雇用され、入ってみたら雇用条件も何もあったものではなく、残業をしてもカットされたり、タイムカードを操作され実際に働いた分だけのお給料を貰えないという事もあります。ではブラック企業と呼ばれる企業はどのようにして見破ればいいのでしょうか。

社員数と採用数を確認する

多くのブラック企業の特徴として、社員数が例えば3000人となっているところで、300名の雇用を募集しているという時、この企業はブラック企業という事が予想されます。多めに雇用しても、過酷な労働条件についていくことが出来ず、結局辞めてしまう人が多くなるので、募集が必然的に多くなるのです。出入りの激しい企業などは特に要注意が必要でいつまでも就職転職情報等に掲載されている、いつも名前を見るという企業もブラック企業である可能性が高いといえます。

努力すれば高給とうたっている

あなたの頑張り次第でお給料はドンドン上がりますとか、将来高いお給料が欲しいという方に大チャンスなどといっている企業はほとんどがブラック企業といわれています。中小企業、歩合制、このような状態で高給を謳っている場合、歩合を達成できない場合、本当に少ないお給料しかもらえない可能性もあります。

歩合制という場合、本当に努力することで高給になる事もありますが、しっかりした企業の場合、どの位の歩合になるのか数字でしっかり提示しているというところもあります。通常、お給料がドンドン上がるとか、高給になるという事を募集で伝えている場合、ブラック企業という可能性が高いのです。

労働時間に対しての規約を確認することが必要

時間外労働について見合った対価を支払う事が出来るという企業は、通常、労働時間に対する規約が儲けられており、雇用の際、その説明があります。

時間外労働に関する明確な規定もない、入ってすぐからいきなり労働時間がガッツリ多くなるという企業は残業代を不正にカットされるなど、ブラック企業という事もあります。こういった企業は残業時間の管理がおざなりなので、勤怠管理状況を確認するといいでしょう他にも、こうした会社は従業員の出入りが非常に激しいので、募集を常に見ていればわかるでしょう。

この他、社員の平均年齢が低いという場合も要注意です。過酷な労働条件のため、社員が長く続かず、結局若手のみ、新しい社員のみで稼働している可能性があるのです。