大手企業も実施!SPIテストの勉強方法

勉強方法

SPIテストとは

就活関連キーワードでよく耳にする「SPIテスト」。それってどんなテストなの?と疑問に思ったことはありませんか?
SPIテストとは、リクルートが開発した適性検査のこと。応募者の基礎的な能力を計る「能力検査」と、人柄を見極める「性格検査」の2つの検査が含まれているテストです。適性検査は他にもいくつかの種類がありますが、SPIは商社、メーカー、マスコミなどの業界を中心に採用している企業が特に多く、最も一般的な適性検査になっています。

「能力検査」はさらに「言語分野」と「非言語分野」の2つの分野に分かれています。言語分野では言葉の意味などを的確にとらえられているか、という国語的な問題が出され、非言語分野では計算など数学的な問題が出題されます。企業によっては英語など特殊な問題が出題されることもあるので注意が必要です。

実施形態は主に4種類で、インターネットを通じて自分のパソコンから受検する「Webテスティング」、リクルートが用意したテストセンターのパソコンで受検する「テストセンター」、マークシートで回答する「ペーパーテスティング」、応募先の企業のパソコンで受検する「インハウスCBT」があります。どの形態で実施するのかは応募先の企業から指定されるので、よく確認しましょう。

これで合格!SPIテストの勉強法

SPIの合格ラインは企業によって異なりますが、最低ラインは6割以上だと言われています。人気企業なら8割を目指しましょう。
SPIを攻略して志望企業の内定をつかみ取るためには、どんな勉強が必要なのでしょうか?

  1. 問題集を何度も解いて、問題を解く感覚を身に着ける
  2. SPIの問題は、大学受験の問題に似ているものもあります。時間制限がある中で問題を解いていく感覚を身に着ける、もしくは取り戻す必要があるのです。
    一番の対策は対策本や過去の問題集などを繰り返し解いてみることです。SPIでは毎年同じような出題傾向があり、頻出問題を見極めて集中的に対策することも確実に点数を取るために有効な勉強方法です。インターネット上にも無料の問題集が公開されているので要チェックです。

  3. パソコンでの受検に慣れる
  4. パソコンでの受検には少々クセがあり、慣れていないといざ本番で操作に手間取ってしまうかもしれません。リクルートでは「テストセンター体験版」として過去問を公開しています。こちらの過去問は実際のテストセンターで使用されているのと同じ画面で問題を解けるので、操作の練習におすすめです。

  5. 性格検査は素直に!
  6. 性格検査は応募者の人柄を企業が見極めるためのものなので、特別な勉強は必要ありません。入社後のミスマッチを防ぐためにも、素直に回答することを心がけましょう。インターネット上に公開されているSPI性格検査を事前に受検してみるときは、「狙い通りの分析結果を出そう」と意識するのではなく、自己分析の参考にするつもりで回答すると就活に役立てることができるでしょう。