経理の基礎がわかる!「簿記」

電卓

経理として仕事ができる資格

簿記は企業の入金や支出を計算して、経営や財政の状況を把握するものです。

簿記は資格になっており、専門的な項目を学ぶ必要があります。

どの企業でも経理という企業の財政状況を管理する部署がありますが、簿記の資格を持っていると経理の仕事がしやすくなります。

経理の仕事は女性の方に向いている仕事でもあります。

デスクワークで比較的安定して働くことができ、簿記の資格を持っていれば結婚などで一度仕事を休んだとしてもまた再度資格を生かして復帰することができます。

今後経理として仕事がしたい方は、まずは簿記の資格を取得することをおすすめします。

ここでは簿記の資格や経理の仕事についてご紹介していきますので、参考にしてみてください。

経理の仕事の内容について

簿記の資格を取得すると経理の仕事をすることができるようになりますが、経理の仕事は基本的にはパソコンを使ったデスクワークになります。

エクセルなどの表計算ソフトを使用して、企業の財政状況を管理します。

経理の仕事は数字を扱う仕事なので、数字に抵抗のない方に向いている仕事です。

また、従業員の方の給与計算を行なう業務を担当することもあり、従業員の方に必要な事務手続きなどの連絡などをすることもあります。

他にも、簿記の資格の大きなメリットとしては、分析能力を身に付けることができるという点です。

企業は経営戦略がとても重要になりますが、簿記の資格を持って経理の仕事をしていると、企業が今どんな状況にあるのかということを把握することができます。

経営管理などの仕事や今後の戦略を検討する部署にステップアップする機会があることもあるので、そうした経営の道に興味がある方にもおすすめの資格であると言えます。

もちろん経営に関わる仕事ができるようになるためには高い能力や実績が必要になりますが、チャレンジする気持ちのある方は検討してみるのもおすすめです。

多くの企業は経理部門を設けているため、あなたの希望の業界で仕事ができるのも大きなメリットです。

どの企業でも数字の管理を行なうのは同じですが、少しでもよりあなたの興味のある業界で仕事をすることで、毎日の仕事もやりがいを持って楽しく取り組むことができます。

キャリアアップにつながる

簿記の知識は、経理職だけではなく、他の職種にキャリアアップする際にも役立ちます。

特に、公認会計士や税理士を目指す場合は、試験の科目として簿記の内容が含まれていますので、早い段階から勉強しておいて損はありません。

どちらも難易度が高い資格で、ある程度現場での経験を積みながら資格取得を目指す人も多く、会計士や税理士の専門求人サイトを見ても経験を積ませるために未経験でも採用可能というところも多いです。

コツコツ勉強と実務経験を積んで、経理職だけではなく士業にもチャレンジしてみてもいいでしょう。