エントリーシートの書き方について

就活に欠かせないものとなっているエントリーシート

就職活動を行っているお子さんをお持ちの保護者の方は、今の学生は就職の際、申込みに必要だとかで自己PRだとか志望動機だとか、またエントリーシートなど、やる事が多くて大変ね・・・と感じていることが多いと思います。
昔は就職というと履歴書でよかったのですが、今は志望動機、自己PR、さらにエントリーシートを提出しないと募集申し込みが出来ないというのですから、本当に大変になっていると感じます。

エントリーシートというのは、簡単にいうと書類選考の課題として提出する書類で、これは採用書類となるものです。
社会人の採用書類というのは、履歴書、職務経歴書など技能、職歴、資格などを書くことが必要となります。
学生の場合は人柄、持っている資格、どのような部活を行ってきたのか、社会貢献などはどうなのか、など、学生が行ってきたこと、持っている特技、資格などを知る事が出来る企業にとっては非常に大切な書類となります。

企業が採用する際に、最も重要視するのは何か?というと、現代は高い知識でも能力でも技術でもなく、その人の人柄だといわれています。
では人柄とは何かこれを理解することが必要でしょう。

エントリーシートで問われること

企業が採用を考えるのは、企業で将来的に活躍してくれるのではないかと考えられる学生です。
今即戦力となる力が欲しがられていますが、学生に求めるのはもちろん能力が高いという点もありますが、どのような事があっても努力でき、辛抱強くチームを作って企業内で円滑な仕事ができる人、長く雇用できる人です。

このためには人とのコミュニケーションをしっかり取れるという事が必要となりますし、サービス精神をもって顧客に対応できるなど、その能力を延ばしていう事が出来ます。
エントリーシートの中で質問される長所、自己PR、また企業によっては人に負けないあなたの強みなどが質問されています。

こうしたことを質問することによって、その学生がどのようにして学生生活を送ってきたのか、その精神を鍛えてきたのかなどを理解できます。
また質問の中には、組織をうまくまとめた経験を教えてくださいなどの質問もありますが、これは、これまでリーダーシップをもって活躍してきた学生については、今後、リーダーシップをとれる人材として育成したいという気持ちを持っているからです。
この様にエントリーシートは、社会人となる学生、雇用を希望する学生がどのような事を思い、どのような人生を送りこの企業を選んでくれたのか、その中で将来企業の為になる努力ができる人間なのかどうか、という人間性を理解するために重要な書類であるという事がわかります。